嫌われ松子の一生

嫌われ松子の一緒を読んだ、上巻だけ。


面白かった。私が好きなタイプの話。


物語は主人公の川尻松子が殺されてしまった場面から始まり、なぜ殺されたのか、松子の過去にタイムスリップして進行していく。


松子は最初学校教師をしていた。修学旅行の引率中に旅館で盗難事件が起きる。生徒の罪を隠蔽するために、松子自らもお金を盗んでなかったことにしようと思ったが、結局旅館にも学校にもばれてしまい、立場の無くなった松子はその日に失踪する。そこから松子の転落人生が始まってしまうのだ。


川尻松子っていう冴えない感じの名前が好き。彼女の満たされない気持ちもちょっと分かる気がする。


彼女はずっと優等生を演じてきた。しかし、そんなことをやっても満たされなくなってくる。そしていつしか、失敗することに恐怖を持ち始める。


彼女はどんな気持ちだったんだろう。。世間からみれば彼女はどうしようもない女としか思われないかもしれないけど、きっと松子の様な一面は誰しもが持っているんじゃないかしら。抑えられない、満たされない気持ち。


後味はあんまりよくないかもしれないけど、考えさせられるお話だった。